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リモートワークって何?

リモートワークとは

近年の情報通信技術の発展により、時間、場所にとらわれることなく、働くことが可能になりました。また、「働き方改革」法案により世間への認知度も広がり、職種によっては、リモートワークを導入する企業も増えてきています。リモートワークとは、在籍する会社のオフィスではなく、自宅やコワーキングスペース、カフェなど会社から離れて(=リモート)インターネットやメール、電話等を活用しながら勤務する形態のことを指します。在宅ワークやテレワークという言葉が使われることがありますが、ほぼ同義です(本稿でもこれらの用語を特に区別せずに使用します)。

リモートワークのメリット

1. 社員の業務生産性が向上する
会社から距離を置くことは、同僚との世間話や、不必要な会議、夜の接待などからも遠ざかることになり、妨害のない環境で必要な業務に集中して取り組むことができ、1日の業務遂行量が向上することは間違いありません。
2. 企業コストの削減効果
会社に必要な人員のほとんどがリモートワーク社員となれば、それまでにかかっていた机やイス、キャビネットなどの備品類など、また光熱費を初めとした固定費部分が削減できることは間違いありません。中でもオフィススペースに関わる家賃や土地代は多くの削減が見込まれ、アメリカのあるソフトウェア開発企業では、従業員1人当たり年間10,000ドル(約110万円)の節約に成功したという報告もあるほどです。
3. 従業員コストの削減効果
企業全体に係るコストだけではなく、リモートワークを導入することによって、従業員1人に関わるコストも低減が見込まれます。その代表が交通費です。アメリカでの調査結果になりますが、リモートワークの導入によって企業が節約したこれら従業員に係るコストの平均は年間で4,600ドル(約50万円)にもなると言われています。
4. 通勤時間の減少
たかが通勤時間と考えてしまっては大間違いで、通期時間の長さが従業員の健康に及ぼす影響には多数の報告があり、ストレスの増加、体重の増加、孤独感の醸成など、特にメンタルヘルスに対しての関連性が指摘されています。また一風変わったところでは、通勤時間が45分長くなると離婚率が40%増加するという調査もあり、その数値の正否はともかく、こうした従業員のストレス要因がリモートワークによって低減できることは知っておくべきかもしれません。
5. 従業員の健康状態の増強
通勤時間が短くなるということは、その分、従業員にとっては自分の時間が増えることになり、趣味に費やす時間や、家族と過ごす時間が増えるなど、メンタルヘルスにもプラスの効果が見込まれます。また、勤務地が固定されていたために、地元かかりつけの病院に行きにくいといいった通院に関する不満も解消され、健康状態の向上にも効果が期待されます。
6. ITによって連帯感が強化される
距離が遠くなると関係性が薄れるように想像しがちですが、実際はその反対であることが明らかになっていて、リモートワークを支援するさまざまなソフトウェアやツールによって、従業員が一つの統一されたシステムでグループ化されることで、連帯感が強まる効果があると言われています。ある調査では、リモートワーカーの80%が以前よりも同僚との関係性が強くなったと回答するという事例もあるほどです。
7. 世界中から優秀な人材を採用できる
新たに人材を採用しようとする場合、決まったオフィスへの勤務が必須となると、地理的に限定された層から人材を確保するしかありません。ですが、リモートワークを認めた形であれば、世界に対して募集を行うことができ、優秀な人材を確保できる可能性が高くなることは言うまでもありません。

リモートワークの間違った思い込み

アメリカでは労働者の37%がリモートワークにより業務を遂行しているという報告もありますが、総務省が発行する情報通信白書によれば、ここ日本でこうした遠隔での勤務を制度として導入している企業は全体の10%前後に留まるそうです。日本でなかなか浸透しない理由には、リモートワークに対する誤解があることが想定され、こうした思い込みには注意が必要です。
リモートワークには10もの誤解があるとも言われますが、その内の7つは次のようなものです。
1. リモートワークは、生産性を低下させる
リモートワークは上司がいない環境であったり、直接のコミュニケーションが取られなかったりすることから、生産性が低いと思われます。ですが、Harvard Business Reviewの研究では、複数の企業でリモートワークを導入した結果、13.5%も生産性が向上したことが証明されています。また、職場での世間話や宴会、パーティーといった業務を阻害しうるムダな催事を避けることにもつながります。
2. リモートワーカーは連絡がとれない
管理者の立場からすると、顔が見えないと連絡が取りにくいと思いがちですが、リモートワーカーは勤務時間中、業務に集中して従事していることを忘れてはいけません。ある調査では、半数以上のリモートワーカーが1日に1回以上、上司との連絡を取ることがわかっています。
3. リモートワークはデータ管理に危険性がある
企業の秘匿情報を遠隔地どうしでやり取りするのは、危険が伴うように感じられます。ですが、情報の暗号化や遠隔ロック、GPSを使った追跡システムなど、セキュリティも飛躍的に進化をしており、危険を感じる必要性はそれほどありません。それよりも、その危険性は距離の問題ではなく、どうやって管理するかという人に関わる問題であることに気付くべきかもしれません。
4. コミュニケーションが少なくなる
距離が離れると対面してのコミュニケーションは難しくなることは事実です。ですが、こうしたデメリットをカバーする、テレビ会議やビデオチャットサービスが多く登場しています。さらに、対面での説明ができないということは、説明内容をより正確に、シンプルに、わかりやすくするスキルを向上させることに役立つとも考えられます。
5. 会議が非効率になる
複数人でのミーティングを可能にするサービスとして、SkypeやLineなど様々なツールが登場しており、もはやこの問題は解決されつつあります。むしろ、不必要な会議や、本来業務に関係ない情報を共有する時間が削減され、業務の効率性は向上する可能性があります。
6. リモートワークは経費がかかる
遠隔地同士を接続するIT技術を導入するとなると、多大な経費が計上されるように感じます。多くの事例でこれは間違いであることは明かで、従来かかっていた交通費や、机やイスなどの備品、さらにはオフィスそのものもよりコンパクトなスペースで済むことにもつながり、経費はむしろ下がることが想像できます。
7. 企業文化が浸透しない
同じ場にいないことを考えると、企業の風土や文化を共有する場は減っていくことは確かかもしれません。ただ、まず考えるべきは、企業文化が何かと言うことで、給湯室での世間話が企業を大きくする分けではありません。管理者は、リモートに適正なインナーコミュニーション戦略を立て、チャットツールなどを駆使して、こうした機会を増やすことで解決されていくはずです。

まとめ

  • リモートワークは企業の生産性、業務効率性を向上させるための、重要な人事戦略として位置づけられる。
  • リモートワークの導入が進まない背景として、リモートワークに対するデメリットが想定されるが、その多くは誤解を含んでおり、解決できるものがほとんど。

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